『都市と星』

クラークの作品ばっかりで恐縮ですが、お盆に読んだ作品を紹介します。ただ、この本はすでに絶版されていて、父に薦められて借りたものを読みました。(英語版はまだ出版されているかもしれません)

ストーリーのバックグラウンドだけを紹介しておきます:10億年以上後の地球が舞台。そこまだ人類は生きていたが、すべての人々は「ダイアスパー」という巨大な建物(都市)の中にしか住んでいなかった。その都市は外界からは完全に遮断され、人類はほぼ完璧ともいえる不老不死を手に入れていた。そのほかの生活面・精神面でも満ち足り、そんな日々が10億年以上にわたって続いていた。

ストーリーの続きと自分の感じたことは、あえて語らない。それほどに素晴らしい本だから。