マンデルブロ集合研究も順調に進んでます
今日はプログラムを最初から作り直し、新機能を付け加えて新バージョンとしました(そんなに大して変わってないけどw)
今回の改良点は3点:
- 軸線の表示ON/OFF機能(次は軸線の表示形式も細かく指定できるようにします)
- 描画時のグラデーションの繊細度の調整機能
- 描画色の調整機能
2点目と3点目に関しては実質的な研究上は大した意味は無いのですが、見栄えは格段に向上し、以下のような劇的な変化が現われました。
BEFORE
縞々模様が出ていていかにも安っぽい感じがする。色設定もこれで固定。研究用ならこの程度の方が効率よく描画できるので便利。
AFTER
高繊細度で出力。着色部分が細部の枝まできっちりと視認できるようになった。絵としても引き締まっていて美しい。色設定もそのつど変えられる。ただし、繊細度を高くするとその分画像が暗くなる現象が現われる。
まだまだ付けたい機能はたくさんあります。
- 軸線表示の詳細設定機能
- ポインタを持っていったときに座標の値などのステータスを表示する機能
- ドラッグで選択して拡大をする機能
ついでに、第5次マンデルブロ集合の1000倍の拡大図をご覧ください。
座標(0.8665,0.7765),横幅0.005,初期値0+0i,次数5
2次のときよりも複雑な模様が出てくる。Shoの研究していた粘菌の姿に見えなくもないし、あるいは人工の何かのネットワークのようだ。しかし、決定的な違いは、この模様の複雑さは永遠の細部にわたって続いていることである。
引き続き奮闘中!