甲斐駒ヶ岳 八合目まで 3/21・1日目(黒戸尾根→七丈小屋)

くもりのち雪のち晴れ

夜の大雨は出発する頃にはぴたりと止む。ゆったりとした樹林帯を登って行くと次第に登山道が雪と氷に覆われるようになり、ちょうど天候も雪に変わってくる。(大雨→止む→風雪は、日本海低気圧特有の天気の流れ) 刃渡りは全て露出しており無問題。5合目からは急峻な鎖場・ハシゴ場が連続し、それが7合目まで延々と続く。難しくはないがなかなかに神経がすり減る行軍。七丈小屋の宿泊者は15名ぐらいいたが、テント泊は自分だけ。就寝前は小屋に泊まっている人たちとしばしおしゃべり。夜は結構な風が吹いたもののテントには特に影響なし。




雨上がりの朝。さあ出発。今山行で初登場のコンデジにて。



最初はゆったりとした登り。



尾根筋に出ます。まだまだ緩やか。



雪が出現。まもなく氷化した部分が増えてくる。



雪が振り始めました。登山道は固い雪や氷で覆われています。



ウワサの刃渡り。



渡ります。アイゼンを付けているので気持ち悪いですが、難しくはないです。



魔のハシゴ帯が始まる。五合目手前でも何箇所かあるが、これはまだ序の口。



五合目小屋跡に向けて100mの下り。あぁ、もったいないw



甲斐駒ケ岳と黒戸山。ただしここから見えているのは山頂ではなく八合目付近とのこと。



五合目にて一服。単独行の方と出会いました。そして、右手にはしごが見えるかと思います・・・ これが五合目〜七合目の難所の始まりになります。



一回目の長いはしごを登り切ると、甲斐駒の全貌が見えるようになります。



橋のようなものを渡ると、いよいよ悪場の始まり。



垂直!!!!!! しっかりつかまっていれば落ちることはありませんが・・・



開けた場所からは八ヶ岳が見えます。広い裾野が火山らしさを物語っています。



で、七丈小屋に到着。