鈴鹿山系第4回(日本コバ)
登山口(谷ルート)11:15→分岐13:50→日本コバ14:20/14:55→分岐15:15→政所集落16:50→登山口17:15
今日は鈴鹿のマイナーな山を狙いました。
前から気になっていた日本コバ。鈴鹿には「山」「岳」がつかないピーク(イブネ、クラシ、ヒキノ、タイジョウなどなど)が数多くありますが、これもそのひとつ。
(写真は最後にまとめて掲載)
さて、今回のテーマは、昨日の三上山に続いて、登山靴の慣らしと読図訓練。結果的には読図メインになりました。
読図は、「え〜っと、この先の小ピークを越えたら広い尾根を下って右折だな」「今乗ってる尾根は・・・う〜ん、、あ!これか!!」「このポイントで尾根が分岐するぞ!」「ちょっw地形図の点線が違ってるwww」などと独り言をつぶやきながら、現在地と進路を精密に求められるように訓練しました。読図はこれまでも現在地確認のために割とマメにやっていた方でしたが、ここまで精密さにこだわって取り組んだのは初めてです。
その過程で、地形図の点線が実際の登山道からかなりずれていたことも発見し、その部分は忘れないうちに赤ペンで修正しました。(尾根ルートの点線は3箇所ほど違ってます。谷ルートも詰めの部分に1箇所ミスマッチあり。)
登山4年目にしてやっと読図中級者の入り口に差し掛かった感じです。そろそろ点線の無い踏み跡の薄い道にも踏み込めそうです。さすがにこれまで2.5万図をいつも持ち歩いていた積み重ねは伊達ではないようで、加えて、最近読んでいる「山岳地形と読図」という本の効果がかなり大きいようです。
鈴鹿の山を道迷いの不安なく歩けるようにするためと、冬山での安全確保のために、読図のスキルはこの秋の重点強化分野です。
おニューの登山靴は、おろしたての割にはそこそこ良い具合です。全体的にはガッチリとしたフィット感があり頼もしい反面、登りではソールの硬さが勝ってしまい歩きにくいですw これは冬山対応の靴の宿命でしょう。
特に、斜面状の登りでは、かかとが靴後部の硬い部分に当たって痛いです。ただ、幸いにも靴擦れができるタイプのものではないようです。靴紐をゆるめると少し楽になったので、次回から靴紐の締め具合をもっとよく考えるのと、あとは今後の履き慣らし次第という気がします。
店で1時間履いて無問題でも、やはり現実はそうはいきません。これぐらいは想定内ですw(一足目のツオロミーのときは初登山靴ということもあってかなり大変な思いをしましたから、それに比べればw)
一方、下りではツオロミーよりワンランク上の安定感があり、おろしたてのキツい靴の割には足もほとんど痛くならず快適です。これはかなりポイントが高いです。(さすがに車道歩きは辛かったが。)
これからどんどん履いてフィットさせていきます。
●コースガイド
一般ルートは尾根ルートと谷ルートの2本があり、登りに谷・下りに尾根を使いましたが、尾根ルートのほうが圧倒的に歩きやすいです! 谷ルートの方がよく歩かれているはずなのですが、こちらは踏み跡が全体的に薄く、谷筋のトラバース道が細くて歩きにくかったりで、意外に大変です。ただし、尾根ルートは取り付きが若干分かりにくかったり、登りで使うには変化に乏しく面白みに欠けるなど、一長一短があります。変化があるのは谷、開放感があるのは尾根です。なお、谷コースは地図のコースタイムより長めに見積もることをオススメします。
日本コバのピーク自体はつまらないところですw 展望が良いのは谷コースの詰めにある岩場です。その他、山頂付近の湿地帯に池があったりして面白いらしいのですが、遅出だったので周回路を回る時間がありませんでしたorz
以下、写真。
あの・・・あと何分なんでしょう?w これと同じ看板が10枚ぐらいありました。無論、〜分のところはきれいさっぱり消えてますww
湿地帯?を行きます。自然林と沢が良い感じの場所です。最後はゆるやかな尾根をつめて、山頂に至ります。
読図で頭にしっかり汗をかき、歩きで体にも汗をかき、里へ到着。
集落の風情。低山歩きの魅力のひとつは、里の生活感を肌で感じられることだ。
車道から振り返る。(写っているのは今日歩いた稜線とは違うところw)