もう少しの辛抱

このところの長期天候不順の原因は、オホーツク海高気圧だった。典型的なブロッキング高気圧であり、これが低気圧の通過を妨げているために天候不順が続き、高気圧の縁を回る冷気が早すぎる秋をもたらした。

ようやくその高気圧が退きはじめた。太陽と青空が戻ってくることを願う。


行き先は南アが先。鳥倉への登山バスは8月末日までであり、したがってその日が「発進時限」になる。それまでに好天の見通しが立たない場合は潔く諦めて、代替の交通手段・ルートを検討するつもりである。

オホーツク海高気圧の後退に伴い、週間予報も31日・1日あたりから全国的に回復傾向になっている。9月1日からの高山裏避難小屋の無料開放にもあやかりたいので、出発はギリギリの31日にしようと思う。テント設営・撤収の手間が省けるのはかなり大きい。横窪沢小屋も無料開放で使えるので、これでテント4泊、小屋2泊になる。なお、ひとたび出発すれば、鳥倉からタクシーで引き返すか、悪沢岳を越えて椹島まで降りない限り下山はできない。

ちなみに、9月に南ア南部に行く手段は、鳥倉までタクシーで入るか、畑薙からの周回ルートを使うことになる。北アの西銀座縦走にしても、折立へのバスは土日のみになってしまうので、うまく日程を合わせる必要がある。


さて、明日はプールにでも行くか?