早速ながら、ニーチェは返却w 自分の求めているものと違った。

ニーチェの文体や内容は確かに好みだが、今自分が欲しているものは、人間に関わるテーマのものではないということに気づいた。やっぱり解毒剤にはサイエンスだろうと。


このところ「虚数の情緒」の2回目を順調に読み進めているが、同時に、大学レベルの数学を補完する本を探していた。(ちなみに、虚数の情緒は「数学編」が終わって、「物理編」に突入。終着駅まであと1/3ほど)

で、"Advanced Engineering Mathematics"という洋書に手を出した。微分方程式フーリエ解析、ベクトルなど、理系の学生に必要な数学が全て入っている。解説の丁寧さといい、例題の多さといい、レベルも自分にぴったりの予感。この分厚さと丁寧さは日本の教科書にはないだろう。

その隣に、訳本版の「技術者のための高等数学」も置いてあったが、原書と訳本を比べてみて、英語のハードルを勘案しても原書のほうがずっと読みやすかった! 表現がストレートだし、大判本ゆえにスペースに余裕があって疲れない。(ただし重い。1200ページ以上で3kgはありそう)

とりあえずは図書館のブツを借りて試用してみることに。気に入ったら買う。


ではまた。