足らないもの

このごろやりたいことは山ほど出てきた。しかし、必要なもの:時間、体力、学力、教育者、仲間、環境、どれも足らない! 山とかスキーとか飲み会とかのような遊びはお金さえあればできるが、学びはそうは行かない。あらゆるものを同時に良くしていかないと「何か」には結びつかない。

一番力を入れているマンデルブロ集合は、ひとまず2つの方向性があることが分かった。

  • 高精度での深世界のコンピューター的探検(いまはこっちばっかり)
  • 第n次での規則性の数学的モデル化&研究(こっちが本流のはず)

後者のほうが圧倒的に本質的な問題を扱っているが、いかんせん自分の持っているフラクタルの知識では追いつかないものがある。数学科の教授に相談に行くというつもりだったが、どうも重い腰が上がらない。大きな大学ではどうしても身動きが取れない。訪ねれば教授は喜んで迎えてくれることは分かっていながらも、どうしても組織が大きいと遠慮してしまう。早くアクションを!でないと試験期間が来てしまうっ。

とにかく、今一番足らないのは体力と時間。なにより眠いし、土日月以外は塾講も毎晩入っているから、時間も自由に使えない。

そして、ともにこういう話を議論できる同世代の相手がいないのが一番悲しい。SSP同志とはたまに会うが、会う時間が短すぎて深い話ができずに終わってしまうというのが現状(でも、今日はSya-moとなかなか面白い話ができて満足している)

でも、大学から出会う同世代で共鳴できる相手はいないのか? 趣味とかのつながりではなく、考え方そのもので波長が合う人に出会いたい。文理問わず「何か」を本気で考えてる人に。そういう人と心行くまで熱く議論して、意見を交換して、仲良くなっていきたい。

そこに、「それが文系の女の子だったら一番幸せなのにな」と思ってしまう自分がいる。自分と分野はまったく違えど、とにかく考えることが好きで自分と強く共鳴できる、そんな子にかまってもらいたい、理解されたい、一緒にいたい。そういう人こそきっと自分の理想だと思う。もっと望めるなら、しっとり落ち着いた雰囲気と何気ない少しのセクシーさがあってほしい。結局はどうしてもそこにたどり着く、幼い19歳。

今の頭の中の状態は、かつてないまでに異様なほどすっきりしていて、かつカオスなまでにぐちゃぐちゃになっている。そうそう、ちょうどマンデルブロ集合の整然さと複雑さみたいに。