解析概論・第1章読了

話は変わりますが、「解析概論」を日々着実に読み進めてます。ちょうどさっき、第1章「基本的な概念」がやっと終わったところです。

感想は「超難解!!!」の一言。これまで学んできた数学の中で一番難しかったと思います。ここで扱っていたのは「概念」を一から組み上げていく非常に抽象度の高い内容で、1ページ進むのに考え込んで20分かかることだって珍しくありませんでした。高2の数学科インターンシップ群論ゼミと同じぐらい難しかったです。

それもそのはずで、数日前にある先生に話を聞いたら「そうそう、あの本は最初が一番難しいんだよ〜」と言っておられたほど。実際に読み終わってみれば、「は、はい、、、確かに難しかったです・・・」というのが正直な返事ですw

この難しさを乗り超えたとき(あるいは回り込んだ!?)、ある言葉を思い出しました。マルクスが「資本論」の序章で書いていた、「何事も初めがむずかしい、という諺は、すべての科学にあてはまる。」という言葉です。分野を問わず、学問の取り組み方の「根」はきっと同じなのでしょう。(そうそう、資本論がスキーシーズン以来途中で止まったままでしたね・・・ 仮に再開するとしたら、数学と経済の名著(難書)を2冊も平行で読むのはなかなかのチャレンジですw)

難しい難しいと連呼してしまいましたが、ともあれ、最初の壁を何とか越えられてほっとしてます。ここからは第2章「微分法」です。ぱらぱらめくってみるといかにも面白そうな話が続いていて、これからが楽しみです。

来週からは塾講の関係でスケジュールが楽になってくるので、マンデルブロなども含めていろいろ進められるようになりそうです。

では。