資本論 第1篇読了

一年間のブランクの末に再開し、第1篇をようやく読み切りました。で、その第1篇ですが、分量は文庫本にしてわずか200ページ分です。しかーし、時間的には間違いなく数十時間かかってます。小説なら数時間なのに・・・それだけ難解な本です。でも得たものは大きいと信じてます。

そして、どおりで難しいと思ったら、序文でマルクスがこう述べているのを今更になって発見:

何事も初めがむずかしい、という諺は、すべての科学にあてはまる。第1章、とくに商品の分析を含んでいる節の理解は、したがって、最大の障壁となるであろう。

なるほど、だから後半は比較的マシだったわけですな(第1篇には3章あります) これならここから先を読む励みにもなります。

では、本題に。