比良山系第2回(権現山〜打見山)

予定通りのコースで行ってきました。まずはコースタイム:

和邇駅9:20→栗原10:00→ズコノバン11:00→権現山11:40→ホッケ山12:00(昼食)12:50→小女郎峠13:10(小女郎池まで往復)13:20→蓬莱山13:40→打見山14:00(休憩&散策)木戸峠15:25→クロトノハゲ15:40→天狗杉16:10→志賀駅17:10

GWの思いつきで始めた山行もすでに3回目。今回は南比良の稜線歩きをしにやってきました。天気は、前日の予報では快晴と出ていたのですが、実際にはややうす曇りっぽい感じで、山頂がぼやけた感じで見える程度です。


朝の和邇駅。やけに混んでます。最初は、「おいおい、週末だからってこんなに来るものか!?」と驚いていたのですが、今日はJR主催のハイキングツアーがあったとのことでした。なんでも、200人以上の参加者がいたそうです。

で、ツアーの人はバスに乗って登山口までアクセスするわけですが、普通の路線バスも登山口まで走っています。そちらを使っても良かったのですが「250円払ってしまうぐらいなら歩いて行こう!」ということで、駅からそのまま登山口まで歩きました。どうせ時間はたっぷりあるので、多少バス組より遅れてもかまわないということで(笑)


そんなこんなで栗原の集落を通り過ぎ、山麓部分に差し掛かります。しばらくは背の高い林の中を歩きます。最初は舗装道路でしたが、登山届のポストのところからは車の跡のついた土の道に変わり、やがて人間一人分の広さの山道になりました。


その途中で見つけたトンボ。かなり近づいて撮ったのですが、なかなか逃げずにとまっていてくれました。

途中のズコノバンで休憩を取りながら、権現山を目指します。普通に長いです。結局、和邇駅から2時間以上かかってようやく稜線上に出てくることができました。権現山からは稜線を歩くのでアップダウンは少なくなりますが、ホッケ山までは稜線に出てもしばらく森の中を歩きます。ホッケ山では昼食休憩。休憩の間、何人かの登山者と話をさせていただきました。


ホッケ山を過ぎると、笹の間の道を稜線に沿って歩くようになります。雲の量は減ってきましたが、霞が多く、琵琶湖の眺めはいまいちでした。しかし、下に見える霞の分だけこっちの空気は澄んでいるわけで、軽く吹き抜ける風と青空がとても気持ち良かったです。


小女郎峠に着いたところで、小女郎池まで往復しました。写真には写っていませんが、かなり多くの人が池の周りにいて、中には寝転がって昼寝をしている人もいました


もう少しで蓬莱山です。


今回の最高峰・蓬莱山(1174m)に到着すると、そこがびわ湖バレイです。冬はスキー場になるので、中3〜高2の間はシーズン券を買って常連になっていました。合計で50回ぐらい行きましたが、オフシーズンに来るのは初めてです。ゴンドラを使わずに徒歩で来るのも初めてです。和邇駅からココまで4時間半、かたやゴンドラなら10分でひとっとびです^^; 写真は蓬莱山と打見山の中間より。


白銀の思い出(2005/01/24撮影)


お花畑とゴンドラ。ちなみにコレを利用すると片道900円かかるので、若い衆は節約のため徒歩で下山します(笑)


山頂の食堂で休憩&水分補給の後、汁谷のクリンソウ畑に写真を撮りに行きます。鮮やかな花がいっぱい咲いていて、多くの人がカメラを構えていました。

この後は、打見山には戻らず、木戸峠とクロトノハゲを経由して下山します。クロトノハゲまでの道は、あちこちで橋がかかっていたりロープが張ってあったりして、落ちるとただでは済まないようなポイントがいくつもありました。ここは要注意です。あとは普通の山道なので、捻挫にだけ注意。靴が普通の運動靴なので、さすがに下りはしんどいものがあります。

「5時です、良い子は家に帰りましょう」の放送が流れるころ、和邇駅に無事到着しました。ちょうどやってきた電車は、2ドアでつり革のない117系。14系客車の次に気に入ってる車両です。乗客は自分ひとりだったので、しばらくくつろいでいました。

正直今回は行く前はあんまり乗り気ではなかったのですが、いざ歩き始めると、「楽しい」以外の気持ちが吹き飛んでしまいました。それが山のいいところですね。いろんなストレスを山と空に吸い取ってもらいました^^

これから梅雨になりますが、天気と時間の許す限り、いろいろな山に登ってみたいです。