良書発見! と思ったら・・・

高校の図書室で「登山者のための気象学」という本を借りて読んでいます。

もともと気象学には興味があって、何か変わったことがあると気象庁のウェブからデータを取ってきたり、某巨大掲示板の気象板へ議論に行ったりします。ブラウザはタブブラウザを使っていますが、気象庁の週間予報と降水レーダーとアメダスを常に開いています。

本題に戻ると、この本は、自分のような登山を始めようとしている気象ファンにとってはベストマッチだったわけで、しかも、B6の200ページちょいのコンパクトサイズにもかかわらず、イラストが多くて非常にわかりやすく、かつ中身に抜けがありません。ただの理論解説にとどまらず、著者・山本三郎氏の情熱がいきいきとした文章から伝わってきます。天気は自然の素晴らしさを伝えてくれるんですね〜

まさに良書です。

ということで、「図書室の本だと返さないといけないから、よし、自分用のを買おう!」と思い立ったのですが、実はこの本・・・

すでに絶版!

それもそのはずで、初版がなんと昭和40年なんです。1965年ですよ? 40年前ですよ? そりゃ仕方ないですよね。

そこで、試しにヤフオクで検索してみると、今のところ3件ヒットしていました。自分はまだ18歳になっていないのでまだ入札はできませんが、今月が誕生日なのでまた今度検索してみます^^ 今の時点でアレだけ出ていれば、後日でもチャンスはあるでしょう。もし出品がなければ図書室から必要なときに借りればいいだけですし(笑)

とはいっても、せっかくの良書が絶版なんて悲しいです・・・ いつか父が小松左京の本について同じような話をしていましたが、こういうことなんですね。残念です