2010年の、3分の2を振り返ってみる。

10月1日、内定式に出席してまいりました。

半年前に就活を終えて、半年後には社会人になる、その折り返し点を迎えました。


せっかくなので、1月からの出来事を振り返ってみたいと思います。(主に就活と山の話ばっかりですがw)


  • 1月
    • 近年には珍しく、滋賀県湖北地域で大雪になる。
    • 試験勉強の合間を縫って、金糞岳へのテント山行を企てる。初歩的な読図ミスで一度敗退するも、一週間後に成功させる。
    • 最後の期末試験を受ける。
  • 2月
    • 就活が本格化する直前にあわせて、八ヶ岳へ。赤岳鉱泉をベースに赤岳に異なるルートから3回登頂w 初めての本格的な厳冬期の登山を経験。
    • 順次エントリーシートの提出が始まる。
    • 学内説明会が開催されるも、イマイチ乗り気になれず、結局あまり出席せずw
    • 一方、企業が独自に開催するセミナー、懇談会、会社説明会には積極的に参加!
    • そして、エントリーシートに苦しみまくる・・・(自分のアピールポイントをうまく見出せなかった)
    • 毎朝、ジョギングと裏山トレランをやってみるも、一週間坊主になるw
  • 3月
    • エントリーシートの結果が届き始める。予想以上の苦戦。ただ、本命どころは不思議と通過していく。
    • 1日にはじめての面接を受ける。(アクセソチュア)→最終面接にまで進む。
    • その最終面接の後が、ちょうど三連休になっていたので、東京→知人たちとパーティー?→甲斐駒アタック(結果的には敗退w)→帰宅、というスケジュールを組んでみる。帰路の名古屋で食べた矢場とんのわらじとんかつのおいしさにビビりまくるw
    • 月末には、母校スキー部の合宿のお手伝いに4日間参加。
    • 今から思えば、あの時期によくここまで就活以外への時間を作れたなと関心。逆に言えば、「忙しい」は単なる言い訳にしかならないという教訓にもなった。
  • 4月
    • 面接が怒涛の勢いで始まり、怒涛の勢いで内定が出はじめた。
    • この頃には、自分のアピールポイントも整理されてきており、十分自信を持って、むしろ面接官との会話を楽しみにいくぐらいの勢いで、毎回の面接に望んでいた。
    • アクセソチュア、キャノソ、ソ二ー、オム口ンと内定をもらい、13日の時点でソ二ーへの就職を決め、就活を終了した。・・・つもりだった。
    • とりあえず、就活終了祝いに白馬にて山遊び休暇を満喫。五竜と八方でスキーをして、その合間に白馬岳へのアタック。強風とアイスバーンで敗退したものの、雪の稜線上でテント泊をするという夢を実現できて感無量。
    • ソ二ーで心が固まっていたところに、1BMからハードウェア系のテクニカルセールスの部署から、部署指定で最終面接の誘い。もしかしてがあるかもしれない、と思いながら面接に臨み、結局内定。
    • ソ二ー VS 1BM という究極の選択を迫られるが、結局ソ二ーへの意思は変わらず。30日をもって、改めて就活を終了した。
    • 内定は結局5社からもらった。どれもいわゆる一流企業である。就活は数で競うようなモノではないけれど、不況だろうが学部生だろうが1.5流大学だろうが、その気になれば成果を出せる、ということを自分自身で実感し、その体験を後輩たちに伝えていける根拠になったと思う。
    • 今年で一番自分が輝いていたと思う時期のひとつ。
  • 5月
    • カーター氏とともに、唐松五竜縦走を成功させる。GWらしい晴天のもとでの快適な雪山山行だった。非単独で本格的な山行をやるのは初めてで、ちょっと緊張しましたw
    • 残雪の聖岳東尾根に挑戦。5月中旬にもかかわらず、残雪量はとても豊富で大いに雪山らしさを満喫した。椹島周辺は新緑真っ盛りで、雪と新緑とを同時に楽しめた。また、3日間誰にも会わず、最長記録を更新するw 帰りは、民宿ふるさとで山の幸を満喫し、トロッコとSLで帰宅。登山のインパクトとしては冬の八ヶ岳に次いで、旅のインパクトとしては青森・北海道旅行(後述)に次いで、それぞれ2位。総合評価で見れば、今年で一番印象に残る山旅だったと思う。
    • 月末には、まだ残雪豊富な涸沢へ。夏に山小屋バイトをすることになっていた涸沢小屋に遊びに行く。閑散期だったので、先輩スタッフの方たちと楽しく過ごさせていただき、北穂高岳奥穂高岳に登頂。上高地の新緑も満喫でき、とても素晴らしかった。
    • 雪山シーズンはこれにて終了。
  • 6月
    • 仲間内でバーベキューをやってみたりする。
    • 夜行列車&登山シリーズ第1弾、飯豊連峰へ。往復に急行きたぐにを使い、飯豊連峰を縦走。ゆったりとした山並み、豊富な残雪、そしてあちこちで咲き誇る高山植物。山そのものの迫力は少し物足らなかったけれど、のんびりと癒される山旅になった。そして、新潟の飲み屋さんで食べたお刺身と日本酒の味、親切に対応してたご主人とおかみさんのことは、忘れられない思い出ですw
    • 夜行列車&登山シリーズ第2弾、そして春〜初夏シーズンで最大の旅行、青森・北海道旅行。詳細は省略しますが、簡単に言うと、寝台特急日本海酸ヶ湯温泉八甲田山→寝台急行はまなす大雪山系全山縦走→札幌にて一泊滞在&グルメ→寝台特急トワイライトエクスプレス、てな感じでした。丸2週間の長旅。
  • 7月
    • 旅行から戻る。
    • 仲間内で一緒に遊びながら、前から気になっていたあの子。夏の恋が急激に動き始める。
    • しかし、そんな思いとは裏腹に、山小屋バイトの入山日はやってきた。
    • 初めての山小屋バイト。厨房や部屋掃除などの仕事がメインだったが、登山道整備や小屋の外回りの仕事などもやらせてもらい、とても良い経験をしました。(普通の小屋では短期バイトには外仕事はあまりやらせないらしい) 空いた時間には涸沢カール内をお散歩。インターネットがつながるというのは、本当にありがたかった。(調べモノをしたり、友達とチャットしたり、あの子とメールしたりw)
    • 急遽、先輩スタッフに前穂北尾根をガイドしてもらえることになった。フォローながらも、初めてのアルパインライミングに大いに興奮する。
    • 山小屋生活そのものは本当に充実していたけれど、下界にいるあの子のことを考えると、終始寂しい気持ちが心から離れなかった・・・・・・
  • 8月
    • 3週間の山小屋バイトを終え、無事に下界へ戻る。下界の真夏の暑苦しい空気が、このときばかりは妙に懐かしくて、心からうれしかった。
    • その翌日、大好きなあの子とおでかけ。最後に告白。生まれて初めて「よろしくお願いします」という返事をもらう。その後の日々は、だいたいよくある流れにw ちょうど相手の子が誕生日を迎えたので、生まれて初めて家族以外のために誕生日祝いをしてあげたりもした。これまで経験したことのない形の「幸せ」を感じられて、毎日が本当に楽しかった。
    • ところが・・・


9月はまだ直近のことなので、とりあえず今回はここまでにしておきましょう。