金糞岳 1/29-30(積雪期)

1/29:近江高山キャンプ場8:30⇒追分分岐9:45/10:00⇒林道出合1回目11:20/11:35⇒林道出合2回目13:15/13:30⇒小朝の平14:00

1/30:小朝の平7:05⇒金糞岳8:55<<滑落停止・初期制動訓練>>10:05⇒小朝の平11:05/12:15⇒追分分岐14:00/14:10⇒近江高山キャンプ場15:30


(写真は文章の下に)


超初歩的な読図ミスで敗退した6日後、再び近江高山キャンプ場まで原付を走らせてやってきた。積雪量はほとんど変化なし。そして、残っていたトレースは6日前に自分がつけたものだけww

ということで、歩き出す。最初は雨だったが、林道を詰めるにしたがって湿雪に変わった。先週と全く同じ天候だ。

林道を淡々と詰めて、1時間ちょっと歩くと、追分分岐に到着する。ここから中津尾根に取り付く。情報収集と読図をやり直したおかげで、難なく取り付くことができた。先週の苦労は一体何だったんだww

(追分分岐について:林道はずっと本流沿いを行くのだが、少し広いところを通過すると、支沢に入り込んでいく。そして、どっさりと雪の積もった橋のところが追分分岐。この橋のすぐ手前で右折して、沢沿いに少しだけ行くと、細い鉄橋にたどり着く。この鉄橋を渡って、あとは地形図の点線に沿って歩き、赤テープを探すw)

堰堤の脇を越えると尾根が明瞭になる。登山道は谷っぽい形をしていて、比較的分かりやすい。ところどころヤブでふさがれているので、下をくぐるなり、高巻き?するなりしてクリアする。

気温は明らかにプラスであり、雪は全層にわたってグサグサに緩んでいた。暑苦しく降り続く湿雪とヤブもあわせてトリプルパンチだ。時折、踏み抜いて片足がズッポリはまったり、足場が固まらずに崩れたりで、厳しい登りだった。

1回目の林道出合いは、標高660m。わずか標高差200mのために1時間半近くかかってしまった。ここまで来ると、降る雪は湿雪から普通の雪に近づき、若干快適になってきた。足元はいまだにグサ雪だった。

「車内の貴重品に注意」的な看板の横からトラバース気味に斜面を上がり、再び尾根を登り始める。

<以下執筆中ww>



再びやってきた。



ここが追分。この橋の手前を右に入る。



で、こういう鉄の橋が出てくる。結構細いので慎重に。



堰堤の脇には道標があります。



中津尾根下部。ヤブっぽいので時々迂回します。



林道1回目。草の露出した上のところをトラバースして尾根に取り付きなおします。



今日の装備w わかん〜



徐々に樹林が疎になってくる。風がとても強かった。



雪庇。かなりデカいです。



小朝の平(1000m強のところにある窪地)で幕営。今回、スノーフライが初登場。



向こうに見えるのが金糞岳。



温度計もひっそりと初登場w 夜中には外で-4℃、中で3℃程度。



夕方には雲が取れて、夕日が見えました。



金糞岳アップ。



ふぅ



夜が明けましては、いよいよ金糞岳へ出発。稜線に戻ると、奥伊吹スキー場が見えてきます。びわ湖バレイと並んで、滋賀県最大級のゲレンデ。



こういう雪庇が連続します。この上は歩かず、樹林沿いにルートを取る。



小朝の頭を過ぎると、でーんと降臨。金糞岳と白倉岳。ホンマに1000m級の山かいな。。。



迷路



日が差し込んで雪煙を照らします。



にしてもデカい雪庇だなぁ・・・



山頂に到着。雪が多すぎて地形が丘状になっており、どこが山頂だかはっきりしません。



真っ白な白倉岳。今回は時間の都合でここまで。代わりに(?)滑落停止と初期制動の練習をしました。



こちらは北尾根。向こうに見える三角形の山は何でしょう?



この樹氷の下にザックを置いて、雪上訓練に。南斜面が斜度・雪質ともに手ごろでした。



出発前にお遊び。なんか自分自身よりピッケルの方が存在感あるぞww(この後、下りでは6人とすれ違いましたが、入山からここまで25時間にわたって誰にも会わず。記録更新w)



さぁ、帰りましょ。



かなりのロングパスですが、ゴールまであと30m。

下山は再びグサグサ雪に苦しめられ、ヘロヘロでした。尾根筋は滑り落ちるだけで楽でしたが、グサ雪の上をひたすら歩く林道の方がしんどかったです。毎度恒例ですが、カメラはフィルターに水滴がついて使い物になりませんw 



愛車w いろいろこき使ってすまんね。