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昨日はパナソニックIBMの学内説明会を聞き、今日はいよいよ初の合同説明会に行ってきました。

評判どおりのすごい人出で、体調不良で担架で運ばれる人もいて就職戦線の厳しさ(?)を垣間見たりしましたが、予想以上に充実した時間を過ごすことができました。


エレクトロニクス業界は、すでに業界研究が進んでいることもあり、立ち見で少し聞いただけで要旨が見えてしまったので、軒並みパスした。

その代わりに、それ以外の業界について視野を広げる意識で見て回った。

IBM(ITコンサルタント系)を第一志望群に挙げていたこともあり、それと同業種の企業を重点的に見て回った。今回の出展企業では、野村総研日本総研みずほ情報総研の3社。自分的には野村に好感を持った。日本総研はなんだかうさんくさく、みずほは金融に特化しすぎと感じた。(あくまで第一印象ですがw) IBMはすでに学内説明会に行っていたが、面談エリア?で若手の方と10分間ほどトークをさせていただき、とても好印象。

あとは、変り種で、(独)海洋研究開発機構も訪ねたが、技術職だと主に保守運用がメインで研究の中身にはさわれないらしい。よって応募候補には入れず。ただ、研究内容は長期気候変動なども扱っていてかなり面白そう。(JAXAの場合だと、技術職にもより深い仕事を与えるという点でより一層特殊だ。)


さて、このところ主に父親と叔父とのディスカッションで自己分析を進めていて、自分自身がモノ作りにはあまり向いておらず、むしろシステム提案などの方に興味があるということを明らかに自覚してきた。

(余談だが、父親とのディスカッションは最近に始まったことではなく、反抗期の中学時代から、多くのことをさんざん叩き込まれてきて、何年もかかって少しずつ吸収してきた。毎晩数時間のトークはごく普通だったが、これほどの教育をしてくれる親は本当に珍しいに違いない。そして、それが今この瞬間に役に立っているという自負もある。)

このことは、例えば、2年前期に受けた「モノ作り」がテーマのゼミでわざわざ「天気予報」で発表したことにもあらわれているように思うし、図書館スタッフでの取り組みもしかり、昔ブログで書いていた記事の論点もまたしかりだ。Shoと話しているとなおさらその対比を感じていた。

このため、「電子系専攻だからエレクトロニクス系の製造業へ行く」という方針にはかねてから疑問を感じながら、IT系といえば、「システムエンジニアプログラマー=単調・過酷」という固定観念のために近寄らずにいた業界だった。当初電子・光工学の専攻を選んだ理由は「将来の進路の幅広さ」だったにもかかわらず、結局のところ固定観念にとらわれてしまっていたわけだ。

ということで、ITコンサルについて、急遽、業界研究を始めようと思う。IBMNRI以外にも、アクセンチュアNTTデータなど、いろいろな企業があるようだが、まずはそれぞれの個性を知る必要がある。(あくまでIT系・システム提案が軸。戦略系コンサルに興味はないし、まず自分が入っていける世界ではないw)

それ以外にも、自分に向いた業界がもっとたくさんあるかもしれない。

まだまだ針路変更は十分可能だ。


せっかくの就活なので、応募先は高望みできる限り高望みしたいが、今年は氷河期再来と噂されるほどの厳しい状況になっている。戦略は臨機応変かつ綿密に立てて行きたい。