ワインと映画と音楽と鯖街道と紅葉

昨日から今日にかけての日記。今日撮った写真は別の記事に。


金曜日、一通り授業が終わり、半分魂が抜けた状態で地元駅に降り立った。その日は母親が旅行のため夕食は外。朝はパンとバナナ、昼はパン1個で、普通なら空腹で仕方がないはずだったし、実際空腹だったのだが、全くもって食べたい気分ではなかった。この一週間ずっとこんな感じ。

が、さすがに食欲は本能なので、お寿司を食べに行った。いつもなら15皿+うどん一杯ぐらいは余裕なのだが、今日は6皿+うどんでもういいや状態。でも好きなネタが食べられて、腹具合も回復して、過剰な絶望感から普通程度の落ち込みに戻った。やっぱり人間空腹だとストレスが増幅されるものですね。


で、このまま帰っても何もすることが無く暇を持て余して欝になるところだったので、ツタヤにバイクを向けて映画と音楽を借りに行くことに。しばらくあてもなく店内をさまよって、結局以下の品を借りることに。

半落ちにした理由は、CHANGEで神林正一役だった寺尾聡つながりで。ストーリーも勘案して。


ツタヤを出て、「さて、あとはコンビニかスーパーに寄ってお酒でも買って帰ろうかな」と思ってバイクを走らせていたところ、左手に「わいん屋」という看板が出たお店を発見。そのときは横目に瓶が並んだ棚をガラス越しに見て通り過ぎたのだが、やはり気になったので急遽転回し、お店に入ってみた。


外から


ワインセラー

入って左手がワインセラーで、これがまた予想以上に広い。こんな田舎にこんな素晴らしいお店があったのか!と感激しながら並べられたワインをしばらく見ていると、やさしい感じの男の人がやってきて相談に乗ってくれた。ワイン経験は少ないので、「日本酒だと鬼ころしの原酒・濃厚辛口がいい感触だった」と伝えて、ややフルボディ寄りの赤ワインを勧めてもらった。銘柄は"BOLAND CELLAR CABERNET SAUVIGNON 2006"。お値段は1500円なり。ワイン教室などの話も聞けて楽しかった〜 また行くぞ。


帰宅した後は、まずはお風呂に入って、ワインを飲みながら半落ちを鑑賞。

とりあえず、半落ちは泣けます。自分だったらきっと梶と同じ行動をするだろうな。それにしてもやっぱり寺尾聡いいわ〜w

ワインは予想以上の当たりで大満足。大分前に赤ワインを飲んだとき、その渋味だけが記憶に残っていて赤を避けて白ばかり飲んでいたのだが、このワインは全然そんなことはない。濃厚な味と適度な渋味がたまらん。肉料理にあわせたら最高だろうな〜

で、あまりにもおいしかったので、弱いくせにボトル半分ほど空けまして、そのままベッドでバタンキューしましたw このところ煩悩で眠れなかったので幸せだった・・・ 平日もやろうかな、マジで。酒弱いからアルコール依存症やアルコール性金欠の心配もないし。


そして、あくる日の朝、8時半起床。外は曇りだったが、天気予報を調べてみると晴れる可能性もありとのことだったし、この落ち込みを紛らわすには外出しかないと思い、出かけることに。朝食はパン1個。やはりそれ以上は食べる気にならない。

行き先は、朽木生杉(クツキオイスギ) 琵琶湖大橋を渡って鯖街道(R367)に入り、この前の坊村を少し過ぎた梅ノ木で左折、県道を奥に詰めていくとそこが生杉。あたりは全山紅葉している。

さらに奥に行くと、ブナ原生林がある。そこには一周15分ぐらいの簡単なハイキングコースがある。カメラなどは日帰り登山のザックに収めて持ってきていたものの、スニーカー・綿シャツ・ジーンズ・遭難対策装備無しという気合無さすぎな条件で、ハイキングコースへ。登山靴じゃなかったし下界気分でタッタカ歩いてしまったので、予想以上に不安定で歩くのが結構怖かったw 普通の人が登山をやりたがらない理由を再認識www(そこで撮った写真は上の記事にうp。)

その後、エンジンを切った状態で上ってきた坂道をスィ〜っと下り、元の県道に出てきた。次は、林道小入谷線へ向かう。(生杉のところで県道は右折しますが、そこを直進すると林道に入れます。この林道は標高820mのおにゅう峠を経て小浜方面まで通じています。)

原付でもそれなりに走れるフラットダート(未舗装路)で、どんどん標高を稼いでいく。紅葉は盛りを過ぎて濃い赤色になっているが良い感じ。尾根伝いに走る部分はなんとなく長野県的な雰囲気を感じますた(謎)

最高点のおにゅう峠まで行って折り返し、例によってエンジンを切った状態でゴデゴテと下っていく。朝の雲海を狙うのがこのスポットのセオリーの模様。来年はおにゅう峠でテント泊しようかしら。

林道を下り、三たび生杉にやってきた。ここから県道をもと来たのと別の方向に行けば、朽木てんくう温泉まで出ることができる。そこまで行って温泉に入ろうという魂胆だ。梅ノ木〜生杉に比べると、この生杉〜朽木の区間は総じて見通しが良いので走りやすい。原付でコーナリング(笑)を楽しみながら、快調に走る走る。

そして、4回目のてんくう温泉に到着。いつものようにてんぐの湯に入ってバイク運転で冷え切った手足を温め、サウナに入って、体を洗って、湯船に浸かって、上がったらさすがにお腹がすいたのできつねうどんを食べて、温泉を後にした。

帰りは、鯖街道を走って、琵琶湖大橋を渡って、自宅へ戻る。夕方だったので、琵琶湖大橋の前後で渋滞につかまった(琵琶湖大橋は2車線なのでスイスイ。問題はその前後)

本日の走行距離は170km。原付でコレって結構やばいよねw


ほんで今は例のワインの続きを飲んでおりますです。


*ここで載せた写真は携帯カメラで撮影。

6年の付き合いだったA3012CAから、先の7月にW61CAに機種変更。カメラはEXILIMの5MP搭載をうたっている。microSDを持っていなかったのでカメラ機能は大して使っていなかったが、今週やっと2Gのものを通販でゲットし(428円)、撮影したデータを今日始めてPCに取り込んでみた。

結果・・・orz

携帯画面なら、画質的には全く問題ないし、色の味付けの関係からD70で撮ったものよりも発色が良く見えるほどだが、いざPCで見ればやはり所詮はケータイカメラ。ホワイトバランス馬鹿過ぎ、ベタベタの塗り絵で再現性低い、ノイズ出まくり。

D70がいくら古いデジイチだとはいえ、腐ってもデジイチ。ケータイカメラとはやはり格が違うことを実感。(そりゃあのデカいカメラを持ち歩いて、出てくる絵がコンデジ以下だったら泣くよなw)

とはいえ、ブログアップなどの用途ならかなり使えそうなので、これからは日常のメモ用途とD70のサブとして活躍してもらおうと思う。