北アルプス涸沢穂高周遊 8/8・5日目(下山・上高地よりOUT)

涸沢6:05⇒本谷橋7:10/7:30⇒横尾8:20/8:35⇒徳沢9:25/9:30⇒明神10:10/10:30⇒上高地11:00

今日は下山の日だ。名残惜しいが、あまり長く居すぎるとありがたみが無い。また来年、再来年に来たときに感動を残すべし、である。

撤収に手間取ることを考慮して、3時40分に起き出す。まだ真っ暗だ。風はほとんどなかったので、ランタンを灯して外でラーメンを作る。今朝は味噌ラーメン。



モルゲンロートの穂高


撤収にはやはり手間取り、予定ちょうどの6時出発となった。何度も周囲を見回して忘れ物が無いことを確認して、重いザックを背負う。



朝の美しい穂高に深く一礼し、いよいよ下山にかかる。

今日も良く晴れて、穂高は良い一日になりそうだ。今日登る人に幸運あれ。


下山はどうしてもしんどい。インソールは随分前に柔らかいものに交換してあるが、それでも足の裏が痛くなる。荷物が重いとなおさらだ。また、昨日ぐらいから左足小指の調子が悪かったため、若干の痛みがある。所詮は小指であり、歩きに直接影響が出るほどではないが、やはり少し気になる。


横尾〜徳沢より、梓川


横尾からは3時間の平地歩きになる。これがやはり面倒臭いw

小指の方は、横尾まではまだ良かったのだが、どうやら平地歩きの方が登山靴との当たり具合からダメージが大きいらしく、これがなかなかこたえる。十分歩けるレベルだが、痛みがかなり気になってきた。

だましだまし歩いていたが、徳沢で靴を脱いで休まずに先を急いでしまったのがあだとなり、徳沢〜明神で厳しい思いをする羽目になった。明神で靴を脱いで眺めの休憩を取る。上高地まではあと一息だ。


そして、


とうとう河童橋に帰ってきた

お風呂はアルペンホテルのところに行った。

乗り継ぎの都合で時間が押しているし、上高地でのんびりするのは次回の立山槍縦走の終着として予定しているので、今回はさっさと上高地を後にする。



バスターミナルの混雑


P.S.
今回の山行で、左足小指の爪の下に内出血ができていた。前回の爪切りで若干やらかしたのが遠因と考えられる。今は圧迫しても全く痛くない状態まで引いているが、登山靴が何日間も直に当たるようだとどうなるか分からない。実際のところはどうやら大丈夫そうではあるが。
もっとも、所詮は「小指の爪」だからどんなに悪化しても歩けなくなるようなことはないだろう。それに悪化する前にエスケープすればいい。ひとまず、次回の山行ではバンドエイドと綿花で保護するあたりの対策をやっておこう。