蝶〜槍縦走 9/7・0日目(上高地までIN)

天気:くもり

台風10号はまだ東北付近にあったが、上高地にはさほど影響が無かったため、前日の予定通り出発した。

行きは青春18きっぷの最後の1回分を使った。名古屋からの中央線快速は運良くセントラルライナー用のハイグレード車両に当たり、一路中津川へ。10時着。

が、あいにく、台風の影響で12時の便までは安全のために運転見合わせとのこと。今日はもともと上高地に入ってテント泊するだけだったので、多少ぐらい到着が遅れるのは問題なし、ヒマは本を読んでつぶすので問題なし。むしろ、前回食べておいしかった駅そばを食べられたのは幸運だった(笑)

予定通り12時の便は運行した。中央線の谷間をカタコト走り、松本へ。松本電鉄に乗り換えて新島々へ。さらにバスに乗り換えて上高地へ向かう。

「ザ・林道大爆走」だった南アルプスの路線バスに比べれば、さすが上高地、自動ガイドアナウンス付きのもろ観光地ばりの立派なバスだった。もちろん運転もゆったりスムーズ。迫力にはかなり欠けたけど、平和でよかったw

夕方5時、しっとりとした空気に包まれる上高地に降り立った。雨は上がっていたが、穂高連峰は深い霧の中。聞いていた通りの洗練された上品な観光地。天気は悪いが、なかなか良い雰囲気だ。下山する頃は晴れるらしいので、最終日の朝の梓川河童橋が楽しみだ。

バスターミナルから徒歩15分ほどで小梨平のキャンプ場に到着する。オフシーズンかつ台風直後で河童橋周辺でも人の姿はまばらだったが、キャンプ場に至っては広大な敷地に5張程度という閑散振りで、サイトは選び放題だった。トイレ・水場・洗い場付きで1泊700円ながらも、目の前には梓川と(晴れば)穂高が見える絶好のロケーション。名所・河童橋へは徒歩5分という好立地。そして広くて静か。


テントから外を見るとこんな感じ。もやが立ってる下に梓川が流れている。その向こうは霧に包まれた穂高


テントw


この日の晩ご飯は、フリーズドライのサーモンピラフとポタージュスープ。初日で下界メシがたっぷり胃袋に残っているので今日は軽めにした。フリーズドライ食品は、アルファ米はそこそこいけるけど、このピラフは高かった割にまずかったw 次回からは絶対買わない! 「〜の素」買ってきて自分で作りますんでw

この時点での週間天気予報はまずまずだった。この時期に5日間も歩くので、多少の雨は覚悟していた。一方で晴れる日もあるようだ。明日からの天気が楽しみだ。


先月の広河原での前泊は妙に気持ちがたかぶってろくに眠れなかったが、今回はそれなりにスムーズに眠りにつくことができた。