比良山系第8回(比良駅〜武奈ヶ岳)

行ってきました、4回目の武奈ヶ岳

初比良もちょうどこの時期の武奈ヶ岳でした。それから1年です。
比良駅9:10⇒イン谷口9:55⇒大山口10:15⇒金糞峠11:20⇒中峠12:20⇒ワサビ峠13:00⇒武奈ヶ岳13:30(大休憩)14:20⇒ワサビ峠14:55⇒中峠15:25⇒金糞峠16:10/16:15⇒大山口17:05⇒イン谷口17:30⇒比良駅18:15

まず、今回の成果はコースタイムが上がったのを確認できたことです。1回目、2回目よりも重い荷物(9kg)を背負いながらも、コースタイムは短縮されています。クラブをやらなくなって体力は間違いなく落ちているはずなので、これはだいぶ山の歩き方に慣れてきたと思われます。先月に14kg背負って縦走したのが良い練習になったようです。もちろんタイムのために歩いてるわけではありませんが、こういうことは無条件にうれしいものです。

今回も青ガレから西南稜の道で登ったのですが、ここは何回通っても飽きません。特に中峠〜ワサビ峠の新緑が最高によかったです! 帰りは同じ道を戻りました。登りで3回通っているので予想できていたことですが、やはり青ガレの下りはお世辞にも安全快適なコースとはいえません。浮石が多くて危険なのはもとより、そもそもこういう道を下るのは非常に疲れます。みなさんも下山にはなるべく使わないようにして、おとなしくダケ道などに迂回しましょう。たとえ登りであっても、落石などの危険があることをお忘れなく・・・

ところで、今回の天気はとても良かったですが、それにしても黄砂がひどかった! 琵琶湖の対岸はおろか、湖西側の麓すらぼんやりとしか見えないほどでした。

このコースはすでに去年の同じ時期と10月に通っているので、今回は特に中峠〜ワサビ峠の写真を中心にいきます:

ではお待たせしました。どうぞ:

中峠から一旦下ってワサビ峠に向かうルートで、小川を渡った後の登り部分が非常にきれいな森になっています。登山道は下の写真のような谷状の地形になっていて、谷底にはちょろちょろと水が流れています。全部の木がまっすぐ生えている普通の樹林帯と違い、ここでは谷の斜面と垂直にいろいろな方向からたくさんの樹木が生えていて、頭上をきれいに木の葉が覆っています。


足元では静かに水が流れ、上からは明るい木漏れ日の差し込む、とても雰囲気のいい森です。


新緑真っ盛り! 自分にとって「武奈ヶ岳登山といえばココ!」というぐらいの、毎度おなじみの定番スポットです。木の葉の表情を撮るなら、ここが一番きれいです。場所的には、谷沿いにずっと詰めてきてカクンと左に折れるところになります。下に載せた過去の写真と比べると、時期によって木の葉の表情が豊かに変化することがよくわかります。


2006/05/21 芽吹き始めのころ


2006/10/21 紅葉の始まりのころ


ワサビ峠から西南稜に出ると、ゆったりとした武奈ヶ岳の姿が見えてきます。快適な笹原の稜線歩きです。


下山した後の国道より、夕暮れの蓬莱山を眺める。黄砂がとれてきて視界がよくなってきました。今夜の稜線は冷えそうです。


最後につまらないオチを一発。ただ「定食」とだけ書かれても困るよねw

来週は鈴鹿テント山行の予定。

おしまい。