国体予選・府選手権

最後の大会、行ってきました!

とりあえず結果を:
国体予選GS(1本制):最下位
府選手権GS(1本制):8位
府選手権SL(2本制):1本目途中棄権

とまぁ、散々な結果でした。

とはいっても、今回のGSバーンはかなりの急斜面でアイスバーンになっていて、その中で8位まで行けたのは自分としてはかなり満足してます。(今年のインハイ本戦でも使われるほどのコースです)
まず、国体予選は、7旗門目あたりで突然ビンディングが外れるというアクシデント。もともと午後の選手権に備えて様子見で行く予定だったので、とにかく板を拾って最後まで滑りきりました。その結果が最下位だったのは当然ですw

午後は、ビンディングの開放値を上げて同じバーンに挑戦。急斜面部分のポールを巻いて通過するという自分の課題をほぼ完璧にクリア。タイムも自分としてはかなり納得のいくものが出たのですが、順位は8位どまりで入賞はならずでした。

次の日のSLは散々でした。10旗門目辺りで内足がポールを踏みつけてしまい、またもや板が外れました。キックバックで再通過して滑り出すものの、最後のほうのストレートで飛ばされてしまい、途中棄権。今思えば、もう一回キックバックして完走して2本目に出るべきでした・・・もうヘタレもいいとこ。後悔してます。その代わり、多くの選手がミスする隙をついて、わが戦友が安定した滑りで1ケタ台に滑り込みました。

残念な結果ながら、これで最後の戦いが終わりました。

ひとまず、「速さのスキー」競技スキーはここで一区切りで、スキー部の春合宿&リンデンバウムのGW合宿に備えてこれからは「美しさのスキー」基礎スキーを磨くことにします。今年度も部内技術戦は優勝します!今度の目標は全種目1位ということで!


反省タイム:

とりあえず、自分のレース技術がまだまだ未熟でその点での反省点はいろいろあるとしても、それ以前に、用具の基本的なこととして・・・

解放値の設定ミス!

え〜、まず知らない人向けに説明すると、スキーのビンディング(ブーツ固定具)は転倒するなどのショックがかかると、自動的に固定を解放してケガを未然に防ぐ機能が備わっています。その開放する時の基準値をマイナスドライバーでいじって設定するのですが、(体重÷10)+1の値が定格設定ということになっています。自分の場合は体重60kgなので、定格は7ということになります。

が、レースをやる人はもとより、そうでない基礎スキーヤーでも、9とか10などの高い値で設定している人がしばしばいます。そして、そういう人が実際にケガをしている例をいくつか知っています(そういう人に限って「俺は転ばないから大丈夫」などと言っているのですが・・・) そんなわけで、これまで自分はビンディングの解放値は定格設定でやってきました。レースのときも、コブのときも。そのおかげで、危ないときには必ず解放してくれ、これまで6年間ケガは一回もしていなかったわけです。

が、今回はさすがにくだらないところで外れすぎ! アイスバーンでバタバタなっただけで外れたり、ポールを踏んだだけで外れたり。特にSLのポール踏みは、板が外れなければ10秒以内のロスで済むものです。あれはさすがに痛かったです。さすがに急斜面のレースを甘く見てました。明らかな設定ミスです。

ということで、これからはこうします。

  • GS板:通常設定7、レース本番のみ8
  • SL板:通常設定7、レース本番のみ9

あくまでも通常時の定格設定は変えません。スキーが解放しなくて練習中にケガなんて本当に最低ですから。とりあえず、さすがにレース時だけは高めにしようということで・・・ただし、GSはひとたぶ吹っ飛ぶと危険度が半端ではないので低めにすることにします。SLは、転倒しても負担が少ないことと、ポールを踏んだときのショックを考えて9でいきます。部内技術戦のときとかは8でいいかな。とにかく、大型マイナスドライバーはチューンナップボックスに必携ということで。

ではまた〜