勉強で大事なこと

金曜日は微積分のテストでしたが、その前日は友達と一緒に8時間勉強していました。こんなに勉強したのは久しぶりですが、ほかの科目ならきっとここまで続かなかったはずです。現代文なんか毎回30分以内に投げ出してましたから(笑)

言うまでもなく、そりゃ数学だからこそですよ。テストのための計算方法はもちろん身に着けつつも、それにとどまらず、その公式がどのように出てくるのかとかその概念とかを常に意識しながら勉強するんです。そうすれば、ただの演習問題も、概念の具体化として意識して解いていくことができる!という方針でやってます。だから8時間の勉強も大して苦痛じゃない。ただ、普通の期間では腰が重くてなかなか上がらないから、クラブが休みになるテスト前をチャンスにやってみる、ということです。もっとも、今回は数学のテスト対策で8時間続いたので、テストが終わったら自分の好きな分野を勉強したいです。久々に図書館にこもって。

そんなこんなで、問題を解くのは非常に遅いです。計算そのものの遅さもそれに拍車をかけています。だから、テストでは時間が足らず、点数は全然出ません。(そもそも今回の微積分のテストは問題数が多すぎでした)

物理も同様。公式はあえて覚えない。問題に当たるたびに基本的な公式から導き出して、その上で使います。単位系も同じです。問題を解くためだけなら踏み潰して通り過ぎるような些細なことも、時間の許す限り立ち止まって拾い上げてよく観察します。

この際なので、点数は気にしないようにしています。そもそも気にする必要がないからです。

しかし、このやり方で非常に努力しなくてはならないことがあります。それは、勉強量でもなく、理解度でもなく、ましてや点数でもありません。逆に、それらの要素をいかに気にせずに「楽しむ」に徹することができるか、そしてそれを潰そうとする世間や自分自身の圧力に耐えるかに、常々大きな労力をとられています。そんな悩みが沸いてきたとき、自分自身にこう問いかけるようにしています:

不毛な数字争いと無限の世界の楽しみ、どっちを選びますか?

・・・じゃあぼちぼち勉強始めます。