思い

とにかく何から書いたらいいか分からない。でも、とにかく思いつくままに書いてみたい。だから、これはきっと、非常に長いものになることでしょう・・・
昨日は結局書かなかった。単純に、親といろいろ話してて時間が遅くなったからだけど。

で、長い話が終わって夜自室で一人になった。

思いが、心の底から、湧き上がる。

もう何週間も前からいろいろ思い出しながら抱いてた切ない気持ちだったけど、それもとうとうピーク。

まだ自分がそこの生徒である錯覚におちいり、それは間違いだ・もう二度と戻れないんだという現実を思い出して寂しさにかられ、6年間のいろいろな暖かい思い出がよみがえり、するとまた4月からそこに戻るような錯覚に・・・というとめどない繰り返し。

もう、

涙が出てきた。

一回涙が頬を流れると、湧き上がる思いがますます止まらなくなる、だから涙も増えるばかり。

すべての思い出が昨日の事のようで、明日からもそれが続くような気がした。

でも、それは違う。



別れが寂しくて、思い出が暖かくて、忘れていたあの時のことまで思い出して、

大泣きした。

暖かい思い出が湧き上がるほどに、そこから離れるのは寂しくなる。



「決して二度と戻れない、その場所、その時」

それが何よりも一番辛かった。

行事とか修学旅行とかの思い出も大事だけど、普段の他愛ない日常は、もっと大切なものだ。毎日繰り返される、家を出て帰るまでのどうってことのない日常の日々。

その中にこそ最高の思い出がある。それは、6年間の毎日の積み重ねがあってこその思い出だから。

そう、それは最高の宝物。

お金では買えない、そこに居て6年間過ごしたからこそ手にできる、何よりも大きな大切な宝物!




「多くの人に恵まれて、楽しい時間を過ごさせてくれた! 友達のみんな、ありがとう。先生、ありがとう。立命、ありがとう。本当にみんな、ありがとう。最高の中高生活だったよ!」

そう思うから、寂しい寂しい気持ちになって止まらなかった。

泣いた、泣いた、泣いた。






かれこれ何十分も泣き続けて、やっと涙は止まった。

すっきりした。

あんなに泣くなんて本当に恥ずかしいけど、素直に思い出に向き合えたのが、よかった。

思い出に泣けた自分が好きだ。

思い出を与えてくれた、みんなが大好きだ。







本当に、心から、

ありがとう。