別れの時

3月1日。卒業式。とうとうこの日がやってきてしまいました。

中高の6年間慣れ親しんだ友達・先生・校舎と別れる、思い出の最終日。6年間の日々は永遠に続く日常のようで、最後のその日はあっという間にやってきてしまいました。朝から雲ひとつない快晴、最高の天気に恵まれました。

歩きなれた通学路をスーツで歩き、いつもの教室に入る、そして時間になると先生がやってきて指示を出す。毎日繰り返してきた、文字通りの「日常」。でも、実はやることなすこと全て、今日が最後。

「中学入学から6年、あの時は遠い先の『超未来』だった高3。でも、今まさに、その未来に立ってるのか・・・」と、6年間の長さと短さを同時に感じて、なにやら妙な気持ちになります。

そして、いよいよ式が始まります。(全部書いてると長いのでかいつまんで)
卒業式定番の校長、学園総長、OB会代表の話。話の長さはお決まりのことながら、どの方も本当に素晴らしい話をなさってくださいました。特に、総長の話には大きな感銘を受けました。「高校から大学に進むことは、子供から大人になることであり、社会との直接的な関係がスタートすることである。同じ学園内での進学であっても、この高校の卒業式には、そういった意味合いもこもっている」

特別賞授与。自分と中1からの長い付き合いの友達が、放送部の活動で受賞していました。それは、本当に自分の事のようにうれしいです。

送辞。代表あいさつをしてくれた生徒会長さん、ちょっと緊張しすぎかなw(手がめちゃくちゃ震えていた) でもそれが後輩らしくてかわいかった〜 2階席からの群読も圧巻。ネタも適度に入ったセリフは、笑いと感動の両方を誘いました。

答辞。・・・ただ感動。

最後は「巣立ちの歌」合唱。・・・やっぱり、卒業式で一番泣ける瞬間はここですよね〜 実際には泣かなかったけど(まぁギリギリでね)、とにかくあの歌詞にはもう感動しないわけにはいかない!! あ〜、でもやっぱり本気で泣いときたかった! でも、今夜あたり、一気に思い出がよみがえってきて大泣きするかもしれないかな。むしろ、素直に大泣きしたい! だって、なんか一泣きしとかないと収まりがつかない気がするんです(笑)

クラスに戻って、担任から一人ずつに卒業証書とメッセージをもらったら、いよいよ校門への花道です。

その花道の入り口まで向かう途中、クラスの某氏とえらい妙なテンションで騒いでました。階段を下りるだけでも、「ぉい!階段だぞ!階段!!!」「ヒャッホォゥーーーーーーー」っていう意味不明なハイテンション(アホです)

玄関を出ると、一面の青空! まぶしい太陽の下、たくさんの後輩たちが並んでいました。もちろん、自分の知り合いも多数。クラブの後輩たちも花束と色紙とクッキーをプレゼントしてくれました(ありがとう!)

校門の出たところは、卒業生や後輩や先生方ですごい人だかりができていました。でも、こんなことも最後です。友達や先生を見つけて、とにかくたくさんの人とあいさつを交わしました。過去にクラスで一緒だった仲間、修学旅行委員で一緒に仕事をした仲間、クラブの仲間、何かよく分からんけど友達になってた仲間、お世話になったたくさんの先生方、、、素晴らしい仲間たち、恩師たちです! 結局、いろんな人と会って1時間ぐらいをそこで過ごしました。だって、本当に、本当にこれが、最後の瞬間なんだから・・・

最後は、7人ほどの友達と一緒にラーメンを食べに行って、そのまま解散しました(笑)

そんな、中高生活最後の一日でした。。。

思い出話は、次の記事でゆっくり気の向くままに、書いてみたいと思います。